「他人のために」はやめて「自分のために」で生きましょう

今の世の中、他人のために生きている人が多いです。
かくいう私も「家族のために」働いてますし、職場では「顧客のために」仕事をしています。
この記事でさえも「誰か人のため」になればなぁ~と書いています。

ですが、この「他の人のために」を行動の基準にするのは、あまりよろしくない。
と最近の「自己肯定感」本はいいます。

なぜなら、人の趣味・趣向は千差万別。いろいろなタイプの人がいるので、必ずしも他人が「いい評価」するとは限らないからです。

「悪い評価」を受けた際に、他人とずれて何をしていいか分からなくなるので、その原因をまた他人に求めてしまい、その結果、他人に振り回されて消耗してしまうのです。

それが「たまたま」合わなかっただけだとしても。。

あなたの幸せは、他人次第なのでしょうか?

例えば、お店をやっている方なら「お客さんの喜ぶ顔が見たくて、このお店やってます」といった人も多いのではないでしょうか?(例えば、ラーメン屋)

お客さんの好みは人それぞれです。
そのラーメンが旨いと思う人も、マズイと思う人もいると思います。たまたま、ある人がマズイと思ったとして、それはあなたの幸せを否定するものになるのでしょうか?

客観視というのは大事で、それが自分のビジネスを向上させる力になります。ですが、すべてがお客様次第(お客様基準)では自分の価値観を放棄することになるので、迷走していくことになると思います。

そこまで極端ではなくても、自分の価値観と他人の価値観の中で葛藤して「何をしたらいいか分からない」という状態に陥るのはよくあることです。

そうなると「じっとしていよう」とブレーキが掛かるか、だんだんと他人に振り回されることに疲れ「なんか違う気がする」と止めてしまうのです。
ビジネスや対人関係などの不都合な方向へ行きやすく、悪循環を引き起こしてしまいがちです。

「やってやった」感を持っていたら、最悪

さらに、もしもその時に「やってやった」感を持っていたら、最悪です。

「家族のためにやっているのに。。。」「顧客のためと思ってやったのに。。。」「皆のためと思ってやったのに。。。」
悪い方向に行ったときに、裏切られた感がハンパないのです。

「国のため」
「教育のため」
「女房のため」
「子供のために」
そういう考えは必ず、“してやってるのに”という不満が心にたまります。

そしてその不満が怒りに変わって、本来、大切に思っていた対象に向けられます。
大好きな人に当たってしまったりするのです。

幸せとは何でしょう?

幸せとはなんでしょう?
自分のために生きることです。

誰かのため、何かのため。
・・・そういう生き方は止めたほうがいいのではないでしょうか?

何事も自分が幸せになるため”そう思ってみて下さい。

事がうまく運べば運ぶほど、感謝の気持ち が湧いてきます。
この感謝の気持ちで心がいっぱいになった時、それが 幸せ というものになるのだと思います。

自分にお金がなければ人に差し上げられないように、幸せも自分になければ人に差し上げられません。

なんだか逆説のようですが、割と真実だと思っています。

カテゴリー