男の子に効果のあった育児法

私には6歳の息子がいるのですが、
いわゆる発達障害のグレーゾーンにあたる行動をとっています。

具体的には、
・落ち着きがない
・言葉の遅れがある
・学校になじめない
・友達とうまくコミュニケーションが取れない
といったところでしょうか。

すべては「聞けない脳」が原因

心配になったので、少し調べてみました。
すべては「聞けない脳」が原因なのだそうです。

男の子はもともと 聞く力が弱い
だから相手の話が 理解できていない
さらに、話が理解できていないから うまく言えない。伝えられない。
ということらしいです。

ここでいう「聞く力」とは、物理的な耳の機能ではなく、脳の機能をさします。
「聞いて」→「理解して」→「話す」
の「理解して」の部分。つまり脳の 認識力の部分にあたります。

何をすべきか?

では、どの様に対処すべきなのでしょうか?
どの様にして「聞ける脳」に変えていけばよいのでしょうか?

調べれば調べるだけ色々な要素が出てきます。
・規則正しい就寝・起床がよいとか
・食(DHA、EPA)がよいとか
・お母さんが子供に相談するのがよいとか
・本の読み聞かせがよいとか
・音楽、体操、ダンスがよいとか。。。etc
で、そのどれもが正しく見えます。
実際に正しいのでしょうが、なかなか目に見えて効果が出ているかどうか分からないのが実情です。

そんな中で、私が実践してみて効果があったと思えるもの3つを紹介します。

  • ちょっと待つだけ
  • 聞いたことを繰り返し言ってもらう。
  • やることリストを作る

ちょっと待つだけ

親の側は、ついつい子供だということを忘れて、次々に矢継ぎ早に話をしてしまうんですよね。
相手は人間の新人さん。すべてにおいて学習する時間というものが必要なんですよね。

・理解する時間を与える
・大人と違い子供は時間が掛かる
・すぐに言い返さない
・しっかり伝えたいときほど「間を取る」
・やさしく、ささやくように

あと、子供に限らず、大人の男性もそうなんですが、男性は「一度にひとつのことしか出来ない」んです!!
妻が子供にいくつも続けてお願いをしていると、はたで見ていても「できるかっ!」って思ってしまいます。
「歯を磨いたら、洋服を着替えて、ハンカチちりがみを取って、ランドセルに健康カードをいれて。。。」

ひとつひとつ言って欲しいです。。。
「歯を磨いて」
(終わったら)「洋服を着替えて」
(終わったら)「ハンカチちりがみを取って」。。。と

聞いたことを繰り返し言ってもらう。

妻 「あと10分たったらお風呂に入ってね」
子供「うん」
私 「今、お母さん何て言った?」
子供「・・・・」(聞いちゃいない)

こんなことがたびたびあります。
子供に聞いたことを繰り返し言ってもらいましょう。
「うん分かった」ではなく
「うん。お風呂に入るんだね」と

「うん」としか言わないときは、
「今、お母さん何て言った?」と聞いてみましょう。

だんだんとでも、聞く耳が育っていくと思います。

やることリストを作る

基本、子供は集中力がないですから、例えば朝の準備をするにしても「歯を磨きなさい」「洋服を着替えなさい」といちいち言わなければなりません。

自分にも覚えがあるのですが、男の子は小さくても自尊心があるので命令されるのが嫌いです。
子供にしても、いちいち言われるのがイヤなのです。
なので、子供の自尊心を尊重して、たったの一言ですべてを補うことにしました。

やるべきことを やりなさい」と

ここで問題になるのが、その「やるべきこと」が何なのか分かっているか?ということですね。
ウチでは 「やること」のリストを大きめの紙で作りました。

磁石を仕込んでおき、例えば、朝の準備なら、
「歯磨き」が終わったら磁石をセット
次の「着替え」が終わったら磁石をセット
といった風に子供自身がチェックしながら準備するようにしました。

そして言うことはいつもいっしょ
「やるべきことを やりなさい」

小さいながらもコレクター魂があるのか、率先して磁石セットするようになりました。

最後に

いかがだったでしょう。
その子の性格であったり環境要素があったりするので、子育に正解は無いのかもしれません。
色々と試すうちに、その子に合った方法が見つかっていくのだろうと思います。

私自身は「時間を共有するすることが父の言葉であり、一緒に遊ぶことが父の会話」
このコトバを信じて、子供と接しています。

ではでは

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