いい親子関係を続けるために、実施しておきたい習慣3つ

ウチの子は「やんちゃ」です。
親の言うことを聞きません。
やりたくもないのに子供と言い合いになることもしばしばです。

だいたいにおいて人の話を聞いていないので、勉強を教える際も小言が絶えません。そして小言を言われてその場では聞いても、すぐに忘れて同じ事を繰り返すのです。

対して私の姉は、はたから見ていても仲良し家族でして、特に大きな反抗もなく社会人になるまで育て上げました。成人した今でもよく家族全員で旅行に出かけているようです。

仲良し親子でいるための秘訣を聞いてみました。
姉いわくポイントは3つあるそうです。

ポイント
  • 朝、玄関での「儀式」を決める
  • 寝る前は「嫌なこと」は言わない
  • こんな子になって欲しい「言葉がけ」

朝、玄関での「儀式」を決める

朝、子供が靴をはいて学校に行く際の「儀式」を決めておきます。
姉の場合、“ハイタッチ”を儀式にしていたそうです。

ケンカをしている最中ても。どんなに腹が立っていても、必ずこの「儀式」をやる。
習慣化して生活の一部となっていれば、やらない方が違和感があるという状態になるのです。

これを続けることでケンカが悪化することがなく、親も子供も腹が立っていても、結局は「まぁいいか~」と収まってきます。関係が深刻化すると修復するのも大変ですからね。

この「儀式」をやらなかった日は、こらまでの総計でも5日もないくらいとのことです。

寝る前は、「嫌なこと」は言わない

ケンカして、悶々として床に入ることだけは避けていたそうです。
つまり、寝る前に「嫌なこと」を言ったり、したりしない。

子供は寝る前に嫌なことがあると、悶々として眠れなくなります。
睡眠不足はIQを下げます。
ほんのささいなことでも、すっと腹を立て続け、ケンカを長期化させることになります。

なので、寝る前は、嫌なことは言わない。しない。
どうしても言っておかなければならないなら、翌日の朝に言う。
これを実行したそうです。

こんな子になって欲しい「言葉がけ」

催眠ではないですが、事あるごとに「○○ちゃんは○○な子だからね~」と言っておくと、そのような子供になっていきます。常日頃、何かの折りにつけ言葉がけをしていると本人の潜在意識がその気になるのか、思った通りの性格になっていくそうです。

生まれつきの気性・性格というものもあるでしょう。ですが、それとは関係なく後天的に性格が変わっていくというのは面白いですね。親が「こうあって欲しい」という願いが、声がけするだけで叶うのなら、とてもいいツールとなるのではないでしょうか?

姉の場合、上の子が“おてんば”な子供だったので、下の子には「○○ちゃんは優しい子だからね~」と言い続けたそうです。そうすると、やはり下の子は“おてんば”と対照的に優しい子供になっていったそうです。

自分に置き換えてみて、似たような経験が誰しもあるのではないでしょうか?
「周りの人からの扱われ方で、その人の性格が変わってくる」ということもよく聞く話ですよね。

番外編:勉強を教えている時の小言は覚えていない

先ほど「勉強を教える際も小言が絶えない」と言いましたが、姉いわく「全然、問題ない」そうです。
子供が成人したら、まったく 覚えていないそうです。
子供にしたら、小言は小事。すぐに忘れていくのでしょうね。

ですから、勉強を見る上での小言など、教育上で必要ならどんどん言っていいそうです。

いい親子関係を続けるために、実施しておきたい習慣3つでした。
ではでは

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